こんにちは、行政書士の吉村です。
今回は、引っ越し後の「車検証の住所変更」について、オンラインでできる国の制度「OSS(自動車保有関係手続のワンストップサービス)」を実際に使ってみた体験談をご紹介します。
※2025年4月時点の情報をもとに執筆しています。申請時は必ず最新情報をご確認ください。
OSSとは?車の手続きをオンラインで完結
OSSは「自動車保有関係手続のワンストップサービス(One-Stop Service)」の略です。
たとえば、引っ越しに伴い車検証の住所を変更する場合、通常は以下の手続きが必要です。
- 警察署で車庫証明(保管場所標章)を取得
- 陸運局で車検証の住所変更手続き
これらをオンラインで一括申請できるのがOSSの魅力です。
OSS申請に必要な準備物
便利に見えるOSSですが、準備物は意外と多めです。
ハード・ソフト面の準備
- マイナンバーカード(住所変更済)
- 車検証
- ネットバンキング対応口座
- Windows10または11のパソコン
- ICカードリーダー(マイナンバーカード対応)
- JPKIソフトやブラウザ用アドオン
書類や登録も必要
- 保管場所使用承諾証明書(賃貸の場合)
- 所在図・配置図(駐車場と自宅の位置関係)
- お支払い情報登録サービスの登録(クレカ利用の場合)
とくに所在図や配置図の作成は、慣れていないと手間取るポイントです。
実際にOSSを使ってみた感想
準備が整えばいよいよ申請…ですが、途中でつまずくことも。
電子署名がうまくいかない、読み取りエラーが出るなど、パソコン操作に慣れていない方には難易度が高く感じる場面もありました。
行政書士に依頼するという選択肢も
OSSは誰でも使える制度ですが、慣れない手続きや機材の準備に不安がある方は、専門家に任せるのも安心です。
行政書士なら、OSSを活用した手続きも日常的に対応しており、必要な書類の作成から申請まで一括サポートが可能です。
まとめ:OSSは便利だが、準備がカギ
OSSは確かに便利ですが、「準備が面倒」「操作が難しい」と感じる方も多いはずです。
不安な方は、ぜひ行政書士にご相談ください。当事務所ではOSSによる住所変更手続きをスムーズにサポートいたします。
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