【徹底解説】OSS申請とは?費用や代行方法まで丁寧に解説

こんにちは、行政書士の吉村です。

今回は「OSS申請」について、初めて聞いた方にも分かりやすく丁寧に解説します。OSS申請とは何か、自分でできるのか、どれくらい費用がかかるのか…これを読めばすべて理解できる内容になっています。

「もしかして自分にも関係あるかも」と思っていただけたら、ぜひ最後までご覧ください。

OSS申請とは?

OSSとは「One Stop Service(ワンストップサービス)」の略称で、正式には「自動車保有関係手続のワンストップサービス」といいます。

従来は、自動車の登録や車庫証明のために陸運局や警察署に出向く必要がありましたが、OSS申請を使えばインターネット上で一括して手続きが可能になります。

OSS申請でできる手続き

OSS申請では、以下のような自動車関連の手続きをオンラインで行うことができます。

  • 新車・中古車の新規登録
  • 移転登録(名義変更)
  • 変更登録(住所変更など)
  • 抹消登録(一時・永久)
  • 継続検査(車検)

このように、自動車に関するあらゆる手続きがオンラインで完結できる時代になっています。

OSS申請代行費用の相場は?

「便利だけど費用が高いのでは?」と感じる方も多いと思います。

実際、OSS申請はディーラーなどが代行することが多く、その費用もさまざまです。以下は一例です。

店舗OSS申請代行費用
ホンダA店45,255円
ホンダB店39,900円
トヨタC店22,680円

このように、2万円以上の差があることも。購入前には確認・交渉が重要です。

OSS申請は自分でできる?

「費用が高いなら自分でやれば?」と思う方もいるかもしれません。

確かにOSS申請は個人でも利用可能ですが、準備すべきものがあります。

【OSS申請に必要なもの】

  • マイナンバーカード(電子証明書付き)
  • ICカードリーダー
  • スキャナーまたはスキャン機能付きプリンター
  • 公的個人認証用のソフトウェア
  • 手続きに応じた必要書類

これらを用意し、申請ページで入力・提出を進めていく必要があります。

注意点:ディーラーによってはNGの場合も

自分でOSS申請を行うことがNGとされているディーラーもあるため、事前に確認しましょう。

電子証明書の取得方法

OSS申請には電子証明書が必要です。その主な取得方法は以下の3つです。

  • 公的個人認証サービス(マイナンバーカード)
    一般的な方法。ICカードリーダーが必要。
  • 商業登記認証局(法務省)
    法人用。個人では利用不可。
  • セコムトラストシステムズ
    行政書士用。一般の方は利用不可。

個人で行う場合は、①マイナンバーカード方式一択です。ですが、準備や設定に手間がかかるのが難点です。

行政書士に依頼するメリット

  • ✔ 面倒な手続きはすべて丸投げOK
  • ✔ 書類の不備もプロがチェック
  • ✔ わからない点はすぐ相談可能

「自分でもできなくはないけど、正直しんどい…」そんな方こそ、行政書士のサポートがおすすめです。

私の事務所では、OSS申請を含む自動車登録手続き全般を代行しています。費用も明確にご案内し、ニーズに合ったサポートを行っています。

まとめ|OSS申請は便利だけどハードルあり

OSS申請は非常に便利な制度ですが、電子証明書や周辺機器の準備が必要など、初めての方にはハードルが高いのも事実です。

だからこそ、行政書士などの専門家に任せる価値があります。「自分でやるか、プロに任せるか」迷っている方は、一度ご相談ください。

あなたに合った方法を一緒に考えましょう。

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