「ようやく車のローンが終わった!」
そんなハガキが信販会社やディーラーから届いたとき、思わずガッツポーズをした方も多いのではないでしょうか。
毎月の支払いから解放され、「やっと自分の車になった!」と思われた方も多いかもしれません。
でも、ちょっと待ってください。実は、まだ“本当の意味で”あなたの車になっていない可能性があります。
ローンを完済しても、車は「あなたのもの」ではない?
ローンやクレジットで車を購入した場合、多くの人が気づかないのが「所有者」の問題です。
車検証を確認すると、「使用者」はあなたの名前でも、「所有者」は信販会社やディーラーになっていませんか?
つまり、「使っていいけど、ローンが終わるまでは本当の持ち主ではない」という状態なのです。
名義を自分に変えるには「所有権解除」が必要
ローンを完済しただけでは、自動的に所有者が切り替わるわけではありません。
あなたが「所有権を自分に移してください」と申請しない限り、車検証の所有者はそのままです。
この手続きが「所有権解除」と呼ばれ、運輸支局での移転登録申請が必要になります。
所有権解除の手続きの流れ
- ローン完済通知のハガキを確認
- 「所有権解除窓口」の記載があれば、そこに連絡
- 記載がない場合は車検証の所有者名でネット検索(例:「〇〇信販 所有権解除」)
- 必要書類を取り寄せる(郵送対応の会社もあり)
- 書類を揃えて運輸支局へ(平日のみ開庁)
名義変更に車庫証明は必要?
「所有者を自分に変えるなら、車庫証明も取り直すの?」と心配される方もいるかもしれません。
結論から言えば、多くの場合は不要です。
車庫証明が不要なケース
- 引っ越していない
- 車の保管場所(駐車場など)が変わっていない
上記のように「使用の本拠の位置」に変更がなければ、再提出の必要はありません。
これは、車庫法第4条でも明記されています。
自分で手続きできる?それとも専門家に頼む?
平日に時間が取れるなら、必要書類をそろえて自分で手続きすることも可能です。
販売店との付き合いがあれば、担当者に相談するのも安心です。
こんな方は専門家への依頼がおすすめ
- 平日は仕事で動けない
- 必要書類を揃えるのが面倒
- 書類の書き方に自信がない
- 運輸支局までの距離が遠い
行政書士に依頼すればスムーズに完了
行政書士は、所有権解除や名義変更の手続きを専門に扱っています。
必要書類の取得から運輸支局への申請まで、すべてお任せいただけます。
「ちょっと面倒かも」「確実に済ませたい」と感じたら、お気軽にご相談ください。
あなたの大切な車の“本当の持ち主”になるための、最初で最後のひと手間をサポートします。
ご相談・お見積りは無料です。お気軽にお問い合わせください!
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