こんにちは。行政書士の吉村です。
今回は、自動車の名義変更に必要な車庫証明、そしてその手続きのスケジュール管理の重要性について、分かりやすくご紹介いたします。
名義変更とは?必要な場面と手続き
名義変更とは、法律上「移転登録申請」と呼ばれる手続きで、自動車の所有者が変わった際に運輸支局で行う必要があります。
名義変更が必要な主なケース
- 中古車を購入したとき
- 知人から車を譲り受けたとき
- 会社名義から個人名義に変更する場合
普通自動車には車庫証明が必須
普通自動車の名義変更を行うには、まず警察署で車庫証明を取得する必要があります。
保管場所法第4条第2項により、「車庫証明がなければ自動車登録をしてはならない」と定められているため、取得は必須です。
車庫証明の有効期限に注意
車庫証明には有効期限があり、例えば青森県では交付日から1か月です。期限を過ぎると再取得が必要になります。
名義変更の期限は15日以内!
道路運送車両法第13条第1項では、所有者が変わった日から15日以内に名義変更をするよう定められています。
車庫証明の取得にも4〜7営業日かかるため、スケジュール管理が重要です。
名義変更をしないリスク
- 50万円以下の罰金(道路運送車両法第109条第2項)
- 前の所有者に自動車税が請求される
- 事故・違反の通知が旧所有者に届く
- 信頼関係のある相手とトラブルになる可能性
軽自動車の名義変更は少し違う
- 原則として車庫証明は不要
- 都市部では保管場所届出が必要な場合あり
- 手続きは「軽自動車検査協会」で行う
【まとめ】名義変更と車庫証明は計画的に
普通自動車の名義変更には車庫証明が必須で、有効期限や15日以内という締切にも注意が必要です。
- ✅ 早めに車庫証明を申請
- ✅ 名義変更は期限内に確実に
名義変更の代行は行政書士にお任せください
平日にしかできない手続きも多く、お仕事を休む必要がある方も少なくありません。
当事務所では、スケジュール調整から必要書類の案内まで、安心・確実なサポートを行っています。
「これって代行してもらえるの?」と気になった方は、ぜひお気軽にご相談ください。
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