カテゴリー: 運輸・交通・車庫

  • 車庫証明に車検証は不要?記入時の注意点とは

    車庫証明に車検証は不要?記入時の注意点とは

    こんにちは。行政書士の吉村です。

    今回は、「車庫証明の申請に必要な書類」について、特に車検証の提出が不要であるにもかかわらず気をつけなければならないポイントを、わかりやすく解説します。

    車庫証明は自分でできる?でも注意が必要!

    中古車を購入された方や知人から車を譲ってもらった方の中には、「車庫証明くらい自分でやってみようかな?」と考える方も少なくありません。実際、ご自身で申請されるケースもあります。

    ですが、ちょっと待ってください。車庫証明は、ただ書類を提出すれば済むものではありません。

    ミスに気づかず進めると、「ナンバーがもらえない」「登録できない」といったトラブルに繋がることもあるのです。

    車検証は提出不要?でも「確認」は必須!

    申請時に車検証は提出しない

    警察署に車庫証明を申請する際、車検証の提出は求められていません。

    「それなら持っていかなくていい」と思われがちですが、ここに落とし穴があります。

    申請書には車検証の情報を転記

    申請書には、車検証に記載されている「型式」「車台番号(フレームナンバー)」などを正確に手書きで記入する必要があります。

    もしここで、数字やアルファベットをひと文字でも間違えると、なんとそのまま間違った情報で車庫証明が交付されてしまうことがあるのです。

    「取れた=安心」は危険!登録できない可能性も

    たとえば、正しい型式が「AAA123456」であるにもかかわらず、「BAA123456」と誤って記入した場合でも、車庫証明が交付されてしまうケースがあります。

    しかし、運輸支局で登録手続きをしようとした際に、

    「車庫証明の内容と車検証が一致していない」と言われて、

    登録できない・ナンバープレートが交付されないというトラブルになることがあるのです。

    車庫証明は登録の大前提!

    車庫証明は、自動車の登録手続きにおいて極めて重要な書類です。以下のような場合に必要になります。

    • 新車・中古車の購入時(新規登録)
    • 引越しで住所が変わったとき(変更登録)
    • 名義を変更するとき(移転登録)

    これらすべてにおいて、「正確な車庫証明書」が求められます。

    行政書士に依頼するメリットとは

    正直なところ、車庫証明の申請はご自身で行うことも可能です。しかし、以下のような場合には行政書士に依頼することをおすすめします。

    • 書類の不備を避けたい
    • 平日に警察署へ行く時間がない
    • 登録までスムーズに進めたい

    行政書士は、書類の正確な作成やスケジュール管理に長けています。確認から申請・受取・その後のサポートまで一貫対応が可能です。

    まとめ|車検証を見ながら正確に記入を

    車庫証明の申請には車検証の提出は不要ですが、車検証を見ながら正確に記入することが重要です。

    型式や車台番号を誤って記載すると、後の登録手続きで大きなトラブルになることもあります。

    不安な方やお忙しい方は、行政書士に依頼することで、安心かつ確実に進められます。

    車庫証明に関するご相談は、お気軽にどうぞ。
    行政書士吉村事務所(埼玉県)では、迅速かつ丁寧に対応いたします!

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  • 車庫証明の保管場所4つの条件とは?行政書士が解説

    車庫証明の保管場所4つの条件とは?行政書士が解説

    こんにちは。行政書士の吉村です。

    今回は「車庫証明(正式には自動車保管場所証明)」を取得するために必要となる、保管場所の4つの条件について、わかりやすくご説明いたします。

    車庫証明って何から始めればいいの?

    「車を買ったけど、車庫証明って何から始めればいいの?」「自宅に停めればいいと思っていたけど、ダメなの?」
    そんな疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

    実は、車庫証明を取るためには、ただ駐車できる場所があればいいというわけではありません。
    法律で定められた4つの条件を満たしていなければ、警察署での申請は通らないのです。

    車庫証明が必要な理由

    まず前提として、なぜ車庫証明が必要なのでしょうか。

    これは「きちんと自動車を停めておける場所を確保してからでないと、車を登録させませんよ」という、車庫法による決まりです。

    新車購入時や、引っ越しで住所が変わった際には、この車庫証明の取得が必要になります。

    保管場所の4つの条件

    それでは、車庫証明を取得するために満たすべき「4つの条件」を順番に見ていきましょう。

    条件①:保管場所として使用できる「権利(権原)」があること

    これは「その駐車場所を、正当に使える証明があるか」という意味です。

    • 自分の土地・建物:自認書を提出
    • 他人の土地・駐車場:保管場所使用承諾証明書が必要

    ▶ 他人の土地に無断駐車はNG!しっかり書類で裏付けしましょう。

    条件②:道路以外の場所であること

    当たり前のようですが、公道など道路上は保管場所として認められません。

    OKな例:

    • 月極駐車場
    • 自宅の庭・敷地
    • 所有者の承諾を得た空き地

    ただし、物置などで出入りできない場合は不適格と判断されることも。整理・清掃しておきましょう。

    条件③:使用の本拠の位置から2km以内であること

    これは見落としがちなポイントです。

    「使用の本拠の位置」とは、自宅や勤務先など、車を日常的に使う場所のこと。そこから直線距離で2km以内に保管場所がある必要があります。

    ▶ Googleマップで距離を確認しておきましょう!

    条件④:自動車を支障なく出入りさせ、全体を収容できること

    駐車場のサイズや形状も重要なポイントです。

    • 車のサイズに対してスペースが狭くないか?
    • はみ出していないか?
    • 他の車が常時停まっていないか?

    試し入れをして確認しておくと安心です。

    自分でやる?それとも専門家に依頼?

    書類の準備、図面の添付、警察署への申請……
    やってみると意外と手間がかかると感じる方も多いはずです。

    特に以下の方には、行政書士による代行申請がおすすめです。

    • 時間が取れない方
    • 書類作成が苦手な方
    • 不備で再提出したくない方

    当事務所では、スムーズ・確実に車庫証明を取得するサポートを行っています。

    まとめ|車庫証明の取得は、最初が肝心!

    車庫証明は、車の登録や納車に直結する大切なステップです。

    「あとでやろう」と後回しにすると、納車が遅れてしまうことも。

    保管場所の条件を事前にチェックし、不安があれば専門家にご相談ください。

    行政書士吉村事務所では、車庫証明の申請代行をはじめ、自動車登録全般に対応しています。
    お気軽にご相談ください!

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  • 車検証を紛失したら?再交付手続きと必要書類を解説

    車検証を紛失したら?再交付手続きと必要書類を解説

    こんにちは、行政書士の吉村です。

    今回は、意外とよくあるお悩み「車検証をなくしてしまった!」というケースについてわかりやすく解説します。

    車検証を紛失するとどうなる?

    車検証は車に備え付けておく義務がある重要書類です。紛失した場合には、速やかに再交付手続きを行う必要があります。

    なぜ車検証の再交付が必要なのか

    車検証がないと、次のような手続きができなくなります。

    • 車検(継続検査)
    • 所有者変更(移転登録)
    • 名義変更
    • 抹消登録

    放置していると車に関するすべての重要な手続きができなくなるため、早めの対応が必要です。

    車検証再交付の手続き方法

    手続き場所:運輸支局

    車検証の再交付は、登録されているナンバー管轄の運輸支局でしか行えません。

    例:品川ナンバーの車は必ず品川運輸支局で手続きします。

    手続きできる人は?所有者じゃなくてもOK

    手続きを行うのは「使用者」です。所有者がローン会社などの場合でも、使用者本人の署名や委任状があれば手続き可能です。

    必要書類一覧

    • 申請書(OCR第3号様式)
      ※登録番号・使用者の氏名・住所を記入
    • 登録印紙(300円)
      ※運輸支局で購入可能
    • 手数料納付書
      ※印紙を貼付
    • 使用者の押印または委任状
      ※認印でOK、押印があれば委任状不要
    • 理由書(必要に応じて)
      ※紛失・汚損の理由を記載

    手続きの注意点と行政書士のサポート

    意外と面倒な手続きに注意

    「簡単そう」と思っても、書類不備や管轄ミスなどで何度も運輸支局に行き直すケースが多くあります。

    行政書士に依頼するメリット

    行政書士にご依頼いただければ、書類作成から提出までスムーズに代行いたします。ご自身で行く手間を大幅に省くことができます。

    まとめ:車検証を紛失したら早めに再交付を

    車検証の紛失は身近なトラブルですが、放置すると大きな問題に発展する可能性があります。

    「自分で手続きするのが不安」「平日に運輸支局に行けない」という方は、ぜひ行政書士である私たちにご相談ください!

    一歩踏み出すお手伝いをさせていただきます。

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  • 【車庫証明】行政書士に依頼する費用と流れを解説!

    【車庫証明】行政書士に依頼する費用と流れを解説!

    こんにちは、行政書士の吉村です。

    今回は「車庫証明を行政書士に依頼すると、どれくらい費用がかかるの?」という疑問にお答えします。

    • 申請の仕方がよく分からない…
    • 平日は忙しくて警察署に行けない…
    • 面倒な手続きはなるべくプロに任せたい…

    そんな方に向けて、行政書士に依頼するメリットや費用の相場、事務所選びのポイントまで、わかりやすく解説します!

    車庫証明とは?なぜ必要?

    車庫証明とは「自動車を保管する場所(車庫)が確保されていることを証明する書類」です。

    普通車を購入・登録する際には、この車庫証明が必要になります。
    ※軽自動車は地域によって必要な場合と不要な場合があります。

    行政書士に依頼した場合の費用は?

    報酬(行政書士に支払う料金)

    5,000円〜12,000円程度が一般的です。
    金額は地域や事務所によって変わります。

    法定費用(警察署に納める費用)

    収入証紙代として、2,000円〜3,000円前後必要です。
    これは全国共通で必ずかかる費用です。

    料金が変わることもある?その理由は?

    次のような場合は追加料金が発生することもあります。

    • 警察署までの距離が遠い → 日当や交通費が加算される場合
    • 書類取得の代行がある場合(例:駐車場の使用承諾書、住民票、印鑑証明の取得など)
    • 特殊なケースへの対応(例:車体番号未定の仮申請など)

    これらはオプション扱いになっていることが多いため、事前の確認が大切です。

    支払い方法は?

    支払い方法は事務所によって異なりますが、主に次の3つです。

    • 前払い(現金・振込)
    • 後払い(現金・振込)
    • 申請後、振込確認後に書類を郵送

    「できるだけ現金でやり取りしたい」「オンラインで完結したい」など、ご自身に合った支払い方法が選べるかどうかも、事務所選びのポイントです。

    行政書士の探し方

    「どこに頼んだらいいのか分からない…」という方は、次のように検索してみてください。

    • 「地域名+車庫証明+行政書士」
    • 「地域名+車庫証明+代行」

    例)

    • 「久喜市 車庫証明 行政書士」
    • 「久喜市 車庫証明 代行」

    検索結果から、対応している事務所のホームページをチェックしたり、電話で問い合わせてみるのがおすすめです。

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